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球結膜下への眼窩脂肪ヘルニア:単純切除じゃダメ?

球結膜下への眼窩脂肪ヘルニアに対する術式について、「脂肪切除のみだと後はどうなるのでしょうか」というご質問をいただきました。僕はこのブログでご紹介した方法以外での手術経験はありません。これまで発表されてきた手術法やその理論に納得できなかったので、自ら手術法を考えました。以下に、これまで報告されてきた手術法を挙げます。どの方法でも術後成績は良好だったとのことですので、百歩譲って手術理論の妥当性や解剖...

眼窩脂肪ヘルニアの手術法:"巾着法"

 球結膜下への眼窩脂肪ヘルニアの患者さんって、時にいますよね。通常は上耳側に限局した、光沢を伴った黄色の結膜下隆起で、いかにも脂肪って感じなので間違えようがありません。大抵の手術書には取り上げられていませんから、自信を持って手術をする人は多くないと思いますが、斜視の手術か強膜バックリングの経験がある方なら、以下の方法で自信を持って手術できます。 確認しておくべき解剖学的事項[1]としては、テノン嚢は...

加齢性下眼瞼内反:久冨法をちょっとだけ簡便に

 久冨法は、下眼瞼縁に平行な切開を瞼縁から2-3mmに置いたあと瞼縁側へ向かって瞼板前面を露出し、瞼板前面と眼輪筋とを縫着、頬側皮膚を上外方へ引っ張り上げて、余剰皮膚を切除しながら瞼縁側皮膚と縫合していくやり方です。 皮膚-皮膚縫合だけを行っても、頬側皮膚が内方へ戻る力に負けて瞼縁側皮膚が外側へ変位してしまうので、頬側皮膚を外方へひっ詰めることによる整復効果が弱まりがちになりますから、瞼板と眼輪筋との固...

眼瞼下垂手術:術中定量できない術式での術中定量

 帝京大学の久保田先生の眼瞼下垂手術の本、いいですよねえ。ワンパターンが好きな僕にぴったり。ただし、術中に効果を確認する方法の記載がはっきりしません(p132-133、眼瞼挙筋短縮術、術中調整)。挙筋を瞼板に3糸縫着した後で挟瞼器を外してみて、瞳孔上縁が上眼瞼下縁にわずかに隠れるくらいがちょうど良いみたいです。老人性でも若い人でも。あなたも確認してみてください。...

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強膜半層切開がきれいにできなくて困ってませんか?ふふふ。

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