以前取り上げた硝子体手術時の強膜圧迫手技ですが、その具体的テクニックについて良いご質問をいただきましたので再掲します。----------------------------------------------------------------質問 圧迫周辺部切除時に左右と上方は良いのですが下方がうまく観察できません。強膜創を支点にして、うまく眼球を下転させられないのがひとつの原因ではないかと考えていますが、なにかこつがあれば教えてください。RE:質問 ご質...
ECCEの核娩出は、破嚢(&硝子体脱出)しないよう、ストレスなく行いたいものですが、娩出にあたって強角膜創の角膜側を持ち上げても創は大きく開きません。角膜ドームがあまり変形しないので、実際にはほとんど開口しないからです。 まず、核が脱臼しやすくなるように、なるべく大きくcan-openerで前嚢切開し、水流による皮質と核の分離をしっかり行っておきます。フェイコ全盛の今、ECCEを選択するような症例ですから、悩まず...
まず溝を掘って、2分割するでしょ。ほいで核を90度回転させて、次に4分割する訳ですが、これが上手な人が少ないな〜。 チップを打ち込む位置が浅すぎる(角膜寄りという意味)と、新川橋フックを刺して引っ掛ける厚みが足りなくて割れません。エピヌクレウスが残っていると、それも核の一部のように見えて打ち込む位置が浅くなり、フックがしっかりと引っ掛からないということになります。 チップを打ち込む際に、チップを進...
硝子体手術での眼内内視鏡は本当に便利ですね。液空気置換後は眼内が見づらくなるので、内部排液などはほぼ100%内視鏡映像のみで操作しています。 例えば、内視鏡下で内部排液をする際には、当たり前ですがバックフラッシュニードルの先端と裂孔とが同じ視野に見えていなければなりませんが、一度器具の先端が視野からはずれてしまうと、ビギナーさんはそれを戻すのに苦労するようです。バックフラッシュニードルをやみくもに動...