統計学的検討を行った論文数:3。 --------------------------------- 第1論文:多群比較のデザインなし。第2論文:30代から70代までの5群について、SNK検定(恐らくStudent-Newman-Keuls法)にて総当たりで対比較。Student-Newman-Keuls法はtype I familywise errorが適正に調整されない方法として知られており、使用すべきでない。データが正規分布しているならばTukey-Kramer法など、正規分布していなければSteel-Dwass法な...
超音波白内障手術の際、散瞳が弱い場合とか、強膜トンネルが早期穿孔してしまったときなど、虹彩脱出することがありますよね。脱出硝子体とゴッチャにして脱出した虹彩を簡単に切除してしまわないでください。脱出虹彩を切除しても、強膜トンネル内には虹彩が嵌頓したまま残るので、自己閉鎖創の内方弁が十分に閉鎖せず、房水漏出の原因となることがあります。脱出してしまった虹彩は、まずは前房への整復を試みましょう。器具はわ...
硝子体手術で一旦復位していた裂孔原性網膜剥離が、残存硝子体皮質が網膜から剥離することで網膜再剥離となった症例を、ここ数ヶ月で2例経験しました。1例はアトピー性皮膚炎のある25歳男性で、13歳時に両眼の巨大裂孔網膜剥離に対して他医で輪状締結術+硝子体切除術+水晶体前摘出術が行われていました(結膜と強膜の間の癒着のほとんどない、非常にきれいな状態でした)。今回は左眼の網膜再剥離に対して硝子体切除術を行った...